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【緊急】「熊本地震子ども応援募金」へのご協力のお願い

2016.6.10

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NPOカタリバは熊本地震の影響で、安心して学ぶ場所を失ってしまった子どもたちをサポートする「熊本地震子ども応援募金」を開始します。

4月に発生した熊本地震で甚大な被害を受けた益城町では、6月9日時点でいまだ5,000人が避難生活を行っています。そのうち、約150名が中学生です。

「家が被害にあって「赤紙」が貼られてしまったので、今は空手の道場に住んでいます。」

これは、避難生活中の中学3年生・丸山 大地さんの言葉です。不自由な生活の中で充分に勉強できずにいます。

中学3年生・礒部晏さんは、高校受験をどのように迎えられるかを心配しています。

「学校は1カ月くらい休みになっていたし、今も授業時間が少なくなっているので、勉強のペースが遅れているのが不安です。高校に行く頃には、「地震が怖い」という気持ちをなくして、普通に日常生活を送りたいです。」

5月3日より教育ニーズの調査を行いながら緊急支援に対応してきたカタリバは、安心して学ぶ場所を失った子どもたちのために、2017年3月まで益城町を支援することを決定しました。

震災や避難生活でストレスを溜めた心をケアすることを目的に、被災した生徒が多く通う益城町内の中学校の教室で、放課後などの時間を利用して中学1年生から3年生までの学習のサポートを行っています。

子どもたちが安心して学習できる機会と居場所を安定的に届けていくためには、現地に常駐するスタッフの人件費や滞在費、ボランティアスタッフの交通費などの資金が必要です。
どうか、皆様のお力を貸してください。

【「熊本地震子ども応援募金」について】
■目標金額 :18,000,000円
■募集期間 :2016年8月31日まで
■寄付の使途 :熊本県益城町の子どもたちのサポートにかかる人件費、交通費、その他運営費
■「熊本地震子ども応援募金」へのお申し込みはこちらから