【熊本・益城町】学習会が始まりました。
こんにちは。
熊本・益城町から芳岡孝将がレポートします。
私は東日本大震災発生の翌年から4年間にわたり、宮城県女川町にある「コラボ・スクール」で子どもたちの学習支援に携わってきました。東北での知見・経験を生かし、益城町でも子どもたちのサポートをしています。
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益城町立木山中学校は、地震の影響で校舎の一部が壊れたため、利用することが出来ません。(6月17日現在)
▲地震の影響で壊れた渡り廊下
そのため、生徒は益城中央小学校の校舎を間借りし、授業を受けています。
教室数が十分にないので、図工室やコンピューター室、クラスによってはホールを区切り教室として利用しています。
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不自由な環境の中で学ぶ生徒たちに、少しでも学習の機会を届けていきたい—–。
そんな想いから始まったのが、安心して学ぶことができる居場所「熊本コラボ・スクール」です。
小学校の教室をお借りし、昼休みと放課後に各自の自習をサポートしています。
学びを支えるのは、熊本市の大学生を中心に集まってくれたボランティアスタッフたち。質問に答えたり、学習のアドバイスを通して、生徒たちの心に寄り添います。
▲休憩時間にはボランティアスタッフとの交流も
避難生活を余儀なくされ、生活環境が大きく変化した生徒たちが少しでも心を落ち着かせて学習に取り組むことができるように。
「熊本コラボ・スクール」が彼らにとって、安心できる居場所となれるよう活動を続けてまいります。
応援よろしくお願いいたします!
▼「熊本の子どもたちに安心して学べる機会と居場所を」
熊本地震子ども応援募金