【熊本・益城町】限られた環境の中での中体連郡予選
こんにちは。 熊本・益城町から井下友梨花がレポートします。
7月2日(土)~7月3日(日)の2日間、上益城郡の全国中学校体育大会郡予選(こちらでは中体連郡予選と呼びます)が行われました。
カタリバが昼と放課後に学習支援を行っている木山中学校からは、バスケットボール男子・女子、バレーボール女子、テニス男子・女子、野球男子、サッカー男子、卓球男子・女子、剣道男子・女子、空手道男子・女子、柔道女子が出場しました。
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6月27日(月)の壮行会では、各部の出場選手から目標と意気込みについて発表がありました。
「郡大会優勝を目指してきました」
「地震により、さまざまな方に応援してもらいました。今回の試合では自分たちが、周りの人を勇気づけられるようなプレーをしたいと思います」
地震だけではなく大雨の影響もあり、選手たちは練習場所や時間に限りがある中で迎える試合ですが、どんな環境であっても前を向いて臨みたいという意気込みが伝わってきました。
永瀨善久校長からも「挨拶」「チームワーク」「あきらめない心」を大事にして試合に向かうよう、エールが送られました。
日頃から「挨拶」を欠かさず、清々しい印象のある木山中学校の生徒たち。この日、校長先生のお話を真剣に聞く生徒の姿勢には頼もしさも感じました。
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予選期間中は、山都町で開催された空手道の試合を応援に行ってきました。
以前ならば、部活動が終わった後は小学校の体育館にある道場で練習をしていましたが、現在は避難所になっているために例年より練習量の少ない中で臨まなければなりません。
私も中学校時代に空手道をしていたので、応援していて胸が熱くなりました。
結果は、個人組手アベック優勝!団体組手は益城中学校が勝利しました!
試合後には思わず涙する選手の姿も。
逆境を乗り越えて部活動に取り組んだ生徒たちに、見ているこちら側も大いに勇気づけられました。