【ましき夢創塾】一泊二日の勉強合宿を開催しました
こんにちは。
熊本・益城町から井下友梨花がレポートします。
8月8日(月)・9日(火)、一泊二日の日程で木山中学校生徒を対象とした夏の勉強合宿を天草青年の家で開催しました。参加したのは、全学年から希望した29名です。
合宿ではいつもの学習会にプラスして、中学生が少し先の将来を考えるための「カタリ場」の授業やレクリエーション(バーベキュー、花火、体育館遊び)も行いました。地震の影響で例年より短縮された夏季休暇を送っているだけに、夏の思い出になる機会となりました。
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まず、到着後すぐに「カタリ場」を実施しました。合宿スタッフの大学生・社会人が、自分の経験から中学生に伝えたいメッセージをそれぞれ語りました。
地方出身で自分に自信を持てなかった女の子が、一歩踏み出した話。
部活動を辞めてしまった女の子が、その後どう過ごしたかの話。
周りに流されて考えることをしなかった男の子が、自分を変えた話。
テストで点を取るためだけに勉強をしていた男の子が、短期留学を機に人生が変わった話。
生徒は普段なかなか聞くことのない、少し年上の先輩のリアルな経験からのメッセージに真剣に耳を傾けていました。
生徒からは、
「これまで私は何をするときにも親や友達に任せることが多かったのですが、ひがっち先輩の言葉を聞いて、後悔しないように自分で道を決めることも大切なんだと思いました」
「まずは小さなことでもいいから動いてみないと始まらないということを学びました」
などの感想がありました。
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カタリ場で少し先の未来のことを想像してみた後は、いつも通りの学習会の時間に移りました。
ましき夢創塾では生徒から意見をもらいながら自習のルールを決めています。今は「私語はしない、おやつは食べない、5分なら寝てもOK、トイレは静かに行ってOK、大声を出したら腹筋20回」というルールをみんなで守っています。
熊本出身でアメリカの大学に通う大学生もボランティアで参加してくれました。英語の発音方法など教えてもらう姿もありました。
▲カリフォルニア州立大学に留学中の本村さん
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夜はバーベキューと花火をしました。
バーベキューではほとんど生徒が自主的に準備・片付けをしてくれました。3年生が1年生にお肉の焼き方を教える姿もあり、普段はなかなかない学年間の交流もありました。
▲花火の様子
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2日目はほとんど学習の時間でしたが、30分だけ体育館遊びの時間を作りました。
木山中学校では地震の影響で体育館が使用できません。3学期ぶりに体育館で遊んだ、という生徒もいました。
▲終わりの会の様子
最後に感想文を書く時間を作りました。いつもと違う場所で思い切り遊べてリフレッシュできたこと、勉強がはかどったこと、先輩から色々な勉強方法を教えてもらえて良かったことなどが綴られていました。保護者の方からも「夏は引っ越しや家の片付けなどでどこにも行けないので、助かります」というコメントをいただきました。
この機会が、少しでも前に進むエネルギーにつながればと思います。