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益城中学校卒業生によるカタリ場in東稜高校を実施しました

2016.9.02

こんにちは。
熊本・益城町から井下友梨花がレポートします。

8月18日(木)に、夏季休暇中に開催していた学習会の出張版という位置づけで、「夏季学習会1dayイベントin東稜高校」を開催しました。対象は、中体連が終わり受験に向かうタイミングにある益城中学校の3年生です。

この日は、受験に向けて気持ちを切り替えるきっかけになればとの思いを込めて、益城中学校を卒業した熊本県立東稜高校の生徒に協力いただき、少し年上の先輩のリアルな声を聴く「カタリ場」授業も行いました。
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▲益城中学校の夏季学習会の様子。普段は1・2・3年生を対象に実施していました

イベントスタッフとして、「母校・益城中学校のために力になれれば」と東稜高校生9名の有志が集まりました。
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▲集まった益城中学校出身の東稜高校生の様子

参加してくれた高校生たちは事前に2回、準備のための研修を行いました。「先輩の話」班と「座談会」班に分かれ、それぞれ準備をしました。

「先輩の話」班は、自分が中学時代にどんなことに悩み、どのように乗り越えていったのかを人生グラフに書いて振り返ることに。
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▲「先輩の話」準備の様子

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▲高校生の書いた人生グラフ。部活軸と学校&勉強軸に分ける工夫をしています

「座談会」班は参加する中学生の話を引き出すために、コミュニケーションの練習をしました。緊張する中学生に対して、どのようにコミュニケーションをとれば話しやすくなるのか。普段のコミュニケーションでは、なかなか意識しない部分に気を配ります。
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▲「座談会」準備の様子

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▲「カタリ場」直前。円陣を組んで団結しました

イベント当日。午前の学習会を終え、益城中学校3年生が東稜高校にやってきました。
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▲会場に入る様子。少し緊張しているのが伝わってきました

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▲先輩の話。先輩も少し緊張しているようでしたが、気持ちを込めて堂々と話している様子が頼もしかったです

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▲福岡からボランティアで参加してくれた国際医療福祉大学行本理恵さん。看護に興味がある中学生からの質問に優しく答えてくれました

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▲座談会。先輩の話がどうだったか。将来に向けてどのようにしていきたいのか。身近な話題から話をしていました

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▲約束発表。一日を経て感じたことを踏まえ、今後はどのようなことをしていくのかについて発表しました

参加した益城中学校生徒からは、
「部活の悩みなど自分と重なる部分があり共感した」
「受験がこれから控えていることを実感した。頑張りたい」
などの感想がありました。

有志の東稜高校生からも、今回の経験を学校生活にどう活かしていくかなどの意気込みが発表され、お互いにとってとても有意義な1日となりました!