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【被災地・熊本より】受験直前、仮設団地での夜間学習会

2018.2.20

熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町。被災地の放課後学校 コラボ・スクール「ましき夢創塾」から、井下がレポートします。

年明け1月から、中学3年生は高校入学試験が本格的に始まりました。

ましき夢創塾では、益城町内のテクノ仮設団地、木山仮設団地にて、夜間学習会を継続して実施しています。

いつもは和やかな雰囲気ですが、受験直前ということもあり、参加している生徒は静かに真剣に学習しています。

▲東北のコラボ・スクールである大槌臨学舎や女川向学館とは違い、ましき夢創塾は自習の形をとっています。中学生たち各自のやるべき学習を、それぞれのペースで進めていきます。

ボランティアの大学生も、自分の学習を行うことで中学生に勉強の取組姿勢を見せながら、質問が出てきたら対応するというやり方で中学生たちをサポートしています。

▲途中の10分間の休憩では、緊張感のある学習時間とは一転して陽気な雰囲気になります。

▲和やかな雰囲気で息抜きをする子どもたち。学校での出来事や、最近あった良いこと、進路についての悩みなど、思い思いのことを、スタッフや友人と話します。

 

熊本県では3月7日、8日が公立高校入試の試験日です。

ましき夢創塾ではスタッフ全員で、緊張や不安の入り混じった雰囲気の中、学習に取り組んでいる中学3年生を支えていきます。

残り2週間、ラストスパートです!