「4名のゲストとの出会い~大槌の子どもたちのチャレンジを作る仕掛け~」
まえがき
皆さんこんにちは!冬の寒さも厳しくなってきましたが、皆さま元気にお過ごしでしょうか?12月9日金曜日、コラボスクール大槌臨学舎では、ゲストであるWILLハート会の4名をお招きし『失敗やしくじった経験から得た学びを話してもらう』イベントを行いました!
※WILLハート会とは?
東日本大震災をきっかけに発足した、株式会社ウィルグループの有志社員で構成される子どもたちのために寄付や支援活動を企画・運営する団体です。子供たちが自分の未来にワクワクできるような機会を創出するための課外活動や教育支援など、様々な取り組みを行っています。2012年から継続的に、コラボ・スクール大槌臨学舎をはじめカタリバの活動をご支援いただいています。
今回のイベントは、「失敗やしくじった経験から得た学びや経験をお話ししていただき、生徒がその話から感じた自分のありたい姿、これから自分も取り入れてみたいチャレンジや行動を言語化する。」という内容になっています。
今回は、その時の様子をご紹介させていただきます!
1 ゲストの方との対面
イベントには中学生22名、高校生6名が参加しました。県外からきた4名のゲストと対面し、緊張していたものの自己紹介が始まると少しずつ打ち解けてきた様子でした。
2 ゲストトーク
ゲストとしてきてくださった4名の中から。生徒それぞれ3名ずつお話しを聞くことができました。グループに分かれて経験を聞き、生徒は「こんな経験をしている人もいるんだ!」と関心している様子。中には自分と重なる部分を見つけ、さらに質問をして深掘りをしている生徒の様子も見られました。
ゲストのお話の中には、職場での経験や自己選択の大切さ、自分との向き合い方などさまざまな場面ジャンルでのお話があったので、生徒も自分と照らし合わせながら聞く事ができたのではないかと思います。
3 挑戦の言語化時間
お話を聞いた後、感想記入を行い自分のこれからチャレンジしたい事を言語化する時間をとりました。
全員で一つの部屋に集まり、ゲストと大槌臨学舎スタッフ全員が生徒の近くを周り対話をしながらワークシートを埋めていきました。
4 宣言タイム
最後に再度チームに分かれ、自分のこれからのチャレンジを宣言したり、周りの宣言を聞き応援し合う時間をとりました。
~生徒の宣言紹介~
・将来イラストレーターになるために、毎日絵の練習をする。
・手話を覚えるために、〇〇先生と一緒に一日一個手話の言葉を覚える。
・しっかり自分の意見をもって生活する。
・野球の大会で優勝を目指すために、今日から素振りを毎日する。
あとがき
最後の写真撮影も、大いに盛り上がりました。WILLハート会の皆さんと協働しながらとても良い場を作る事ができたと思っています。
また、今回お話ししてもらった失敗から得た経験や学びというのは、生徒がこれからチャレンジしたい事が出てきたときに『失敗やしくじりは次に繋がることなんだ』と恐れずに一歩前に踏み出すキッカケになることを願っています。
最後に、、、コラボ・スクール大槌臨学舎では、大槌の中高生と関わり学習支援と対話を通して生徒一人ひとりと向き合い、子どもたちにとって身近な、 少しだけ未来の自分像を示す「ナナメの関係」の先輩として、この活動に中長期的に参加していただけるインターン・ボランティアを募集しています。
▼カタリバやコラボ・スクール大槌臨学舎で一緒に活動をしてくれる方、興味がある方はこちらのリンクから詳細をご覧ください。