最新のお知らせ

大槌臨学舎 新校舎のため、物品寄付を募集します

2013.7.19

※以下の寄付キャンペーンは既に募集を終了しています。
 震災復興への寄付は、現在でも受け付けております。

〜子どもたちが快適に勉強するため、ご支援をお願いします〜

■安全で快適な勉強場所の確保のために・・・

市街地の建物9割が全壊してしまった大槌町。

大槌臨学舎では、現在約150名の中高生が放課後に勉強をしています。

これまでは町の公民館や神社、3基のプレハブをお借りし、
教室として使ってきました。

神社で勉強する高校生たち

活動期間が3年度目に入った今も、町民の皆さんの生活環境や
町の状況は大きくは変わらず、引き続き、
放課後に子どもたちが安心して勉強できる環境の確保を
引き続き提供していく方針です。

しかし、復興工事がすすむ状況の中で、施設の確保が大きな課題となっています。
現在私たちは、大槌町の中心部「町方地区」を拠点にしています。

大槌町では、津波の被害をうけたこの地区に市街地を再建すべく、この秋より、大規模なかさ上げ工事を開始します。

大槌町の中心市街地再生へ安全祈願祭~今秋には盛り土工事始まる

これに伴い、私達が校舎の一部として利用しているプレハブ教室も立退きが必要です。
大規模な工事でたくさんの重機も通行し、
安全な通学ルートの確保も難しくなります。

かさ上げ工事に向けた基礎の撤去が進んでいます

そこで、他に使える施設がないか、これまで検討を続けてきましたが、
震災後に残っている施設は交通の便が悪かったり、規模が小さかったり、
臨学舎の生徒全員が勉強できる場所を確保することは難しい状況でした。

■「新校舎」建設にむけて

そこで、私たちは、かさ上げ工事を前に、
自前で「新校舎」を建築することを選択しました。
現在のプレハブ教室も、新校舎の一部として移転・流用できます。

幸い、様々なご縁のおかげで、校舎を建てられる土地が見つかり、
建設費用も企業の皆様からご支援いただけることとなり、
設計事務所の方、地元の建設業者の方々のご協力をいただきながら、
先日、無事に地鎮祭を執り行うに至りました。

(地鎮祭の様子はこちらをご覧ください。)

昨年もプレハブ校舎の寄付を募りましたが、
今回新たに校舎を建てるにあたり、さらに追加で様々な備品が必要です。

企業様からのご寄付で建設費は賄えたものの、
校舎内の備品類はまだすべては揃っていません。

今回、インターネット上でご購入いただいた品物がそのままこちらに届く、
「Amazonのほしいものリスト」で新校舎で使う物品寄付を募ります。

生徒たちがやりたいことにチャレンジできる、
居心地の良い空間を創るため
ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

※必要な物品や数が確定しているため、別途、別な品物をお送りいただいても
お受けできない可能性がございます。
ご厚意を無駄にしないためにも、なるべくAmazon経由でご購入いただければと思います。
直接物品をご寄付頂くことをご検討の場合は、必ず事前にご連絡をお願いします。

期限:8月16日まで (※8/16にご購入いただいた分まで有効です)

現在必要としている物品

新校舎の備品として、以下の物品を必要としています。

教室用エアコン
個数:9台
去年の​猛暑で、​大槌町ではたくさ​んの子ども達が熱​中症でダウンしま​した。新校舎はプレハブ教室と木造教室を組み合わせて建築しますが、プレハブ建​築は通常​建築にくらべ​気温が上がりやすいため、少なくともプレハブ教室にはエアコンを設置したいと考えています。
折りたたみベッド
個数:1台
「保​健室」のない校舎。最低限、具合の​悪くなった生徒が​ゆっくり休めるベッドを​用意したいと考え​ています。
電子黒板機能内蔵プロジェクタ
個数:3台
日​々の授​業やミーティングで、プロジェク​ターは今も​大活​躍しています。据​付型のプロジェク​タはスペースもとりません。​電子黒板機​能もつかい授​業の幅を広げたいと​考えています。
パイプ椅子
個数:60脚(10セット)
これまでにも、プレハブ校舎の備​品へご支​援を頂いてきましたが、​新校舎は教室も増​えるためたくさんのイスが​必要です。

※上記の物資は、基本的に「Amazonのほしいものリスト」でのご支援を募集しています。物資を直接ご寄付頂くことをご検討の場合は、必ず事前にご連絡をお願いします。

震災への金銭でのご寄付も、受け付けております。税制優遇についての規定も、
ご参照ください。