高校生の想いが女川の町を照らす
7月22日(日)、「きぼうのかね商店街」で女川町の高校生たちが企画した
キャンドルイベントが行われました。
キャッチコピーは「キャンドルの灯りで町を照らそう」。
キャンドルのやわらかな灯りで町の人が集まる場を作ることがねらいです。
「高校生の自分たちが、町のためにできること」を考え、一歩踏み出しました。
まずは廃油を使った「エコキャンドルづくり」。
町内の飲食店からいただいた廃油に、
支援でいただいたクレヨンを入れて色づけし、
凝固材で固めます。
キャンドルが固まるのを待ちつつ、
支援で届いたキャンドル150個余りを
みんなで協力して並べます。
キャンドルを届けてくれたのは、東京のアトム通貨事務局です。
早稲田大学の学生や新宿区の小学生たちが、復興を祈って作ってくれました。
「どんな並べ方にしようか?」
みんなで相談し、アイデアを出し合いながら
キャンドルをひとつひとつ置いていきます。
そして、完成したのは……
「☆女♡川」の文字!
みんなが作ったキャンドルのステージで
サックスの生演奏に耳を傾け、
最後はみんなで線香花火。
子どもも”おんちゃん・おばちゃん、じっちゃん・ばっちゃん”も
みんなで灯りを囲みました。
気が付くと、こんなにたくさんの町の人たちが集まってくれました。
小さな火に、それぞれの想いを重ね。
参加してくれた人たちをはじめ、
イベントに協力し、盛り上げてくださった商店街のみなさま、
イベントで使用する備品を寄付してくださった方々、
本当にたくさんの人の支え、協力があってこのイベントができたこと。
感謝の気持ちを忘れずに
この日に感じたことを大切に、また次に進みます。