目標設定でやる気アップ
目標を持って取り組むことで
達成感を味わい学ぶことを楽しめるようになってほしい。
そんな思いから小学1~4年生の混合クラスでは、
授業の冒頭に子ども自身がその日のを目標として決めるようにしています。
「字をきれいにかく」
「国語をがんばる」
「本気でやってみせる」
各々『目標設定シート』に書き込みます。
真剣に悩みながら書く子、先生と相談しながら書く子、
目標を設定することで子どもたちのやる気もアップします。
そして子どもたちの楽しみは、「先生からのひとこと」欄です。
「国語は新しい字がたくさんでてくるね。わからない字は調べてみよう!
むずかしい時は先生も手伝うよ!」
「いつも げんきな ○○ちゃん じしょのつかいかたにもなれたかな?
今日はぜんぶおわらせたいね!いっしょうけんめい がんばろうね!!」
“前回の授業でがんばったこと”や“次に挑戦してほしいこと”など、
先生からのメッセージに子どもたちは張り切った様子。
「漢字の直しもがんばって取り組んでみよう」という一言をもらった子は、
今日の目標を「なおしをがんばる」と決めました。
授業が始まるとさっそく辞書を手に、
これまで間違ったままにしていた漢字について
正しい答えを調べ直しました。
小学生低学年にはどんな子にも「勉強が楽しい」と思ってもらい、
将来の学ぶ意欲につなげたいと私たちは考えています。
目標設定に取り組むことで、積極性を引き出し、
学ぶことの楽しさを味わえる授業づくりを目指します。