枕草子で季語探し
女川向学館 小学5年生クラスは年間を通して
子どもたちに「美しい日本語を伝えよう」
というテーマで取り組んでいます。
10月18日のテーマは、
清少納言の「枕草子」です。
まずは朗読から。
音の響きやリズムで
体を通して言葉を味わいます。
「枕草子」は日本の四季をつづった文章です。
そこで四季を表現する「季語当てゲーム」をしました。
たくさんの「言葉カード」を
春・夏・秋・冬 4つに分類します。
「『短夜(みじかよ』ってことは・・・夏?」
「『秋刀魚(さんま)』はもちろん秋だよね!!」
分類が終わったら、答えの発表です。
春は、土筆(つくし)や鶯(うぐいす)。
夏は、梅雨(つゆ)や蛍(ほたる)。
秋は、月(つき)や蜻蛉(とんぼ)。
冬は、山茶花(さざんか)や炬燵(こたつ)。
言葉の意味は、辞書を引いて
一つひとつ確認します。
難しい漢字もお手本を見ながら
しっかりノートに書き写しました。
季語に興味を持った子どもたちは
「次は俳句を作ってみたい!」と
先生にリクエストしていました。
深く知れば勉強は楽しい、
楽しくなればもっと知りたくなる。
自らどんどん学ぶ「向学の精神」を
女川向学館は培っていきます。