あの、X JAPANのYOSHIKIさんが来校!
世間は東京オリンピックの開催決定で沸いていますが、
女川中学校と女川向学館はYOSHIKIさんで沸いた1日でした。
YOSHIKIさんは、音楽を通しての自殺防止、遺児救済などを目的として
Yoshiki Foundation Americaを設立し、
東日本大震災では、海外から日本を支援する
「愛する日本へ-LOVE 4 JAPAN」キャンペーンを立ち上げています。
今なお、多くの課題を抱える東北の子どもたちの置かれている環境や、
教育現場をこの目で見たいとのことで、
女川中学校と女川向学館に見学に来られました。
中学校では特に男子生徒たちが大興奮!
YOSHIKIさんが学校を去るまで、
後ろをくっついて歩いた生徒がいました。
生徒たちに会った後、女川向学館へ。
向学館では、日々、私たちが子どもたちと向き合っていく中で感じている課題や、
そんな中にでも垣間見える子どもたちの成長について、
映像や中学3年生が卒業の時に書いた「10年後の自分へ」という手紙を紹介しながら
お話をしました。
(以下に映像と本文掲載します)
多忙な中、東北に足を運び、現場の人の言葉に心から耳を傾ける。
さらに、YOSHIKIさん自らの生い立ちにもふれ、
子どもの気持ちに寄り添いながら、
成長を見守っていくことの大切さについて共感してくださる。
その誠実な姿に我々スタッフ一同、力をもらいました!
YOSHIKIさん、またぜひ女川にお越しください!
子どもたちと一緒に心よりお待ちしております。
■今回ご紹介した映像と手紙はこちらです
http://youtu.be/9HAmNtE_39A
※下記は3月に実施したやくそく旅行で中学3年生が自分に向けて書いたものです。
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―10年後の自分へ―
今、誰に感謝してますか?
きちんと「ありがとう」を言えている…?
15才の私だけど私は「ありがとう」という言葉で
人も町だってつながることができると思う。
だからきちんと言ってね。「ありがとう」って。
今回のやくそく旅行で色んな人と会い、大槌の仲間と会って
1人じゃないって分かったよ。
照れることもなく真剣にふるさとについて話しあったよ。
もし、自分が女川にいないのなら、もしくは最近
帰っていないのなら帰ってみたら…。温かい故郷に…。
あれだけ故郷について考えたんだから、次は行動に移さないと。
何をやってるんだ自分。
最後に…。自分の周りに、日本に世界に困っている人は
いないかな…?いるなら助けに、手を差し伸ばして…。
10年前に、支援してくれた人には今度は自分が困っている人を
支援するという形で恩返ししようと決めたでしょ…。
やって失敗したよりも何もやらず、失敗する方が後悔の大きさは大きくなる。
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