4月から、新しいスタッフが加入しています!
コラボ・スクールには、多様なスタッフが在籍しています。
震災を機に、東北に移り住んだスタッフもいれば、「今こそ地元のために」とUターンしたスタッフ、そして、震災前から女川で塾を経営してきたスタッフなど、様々です。
某ベンチャー系・スープ専門店チェーンで店舗責任者としてキャリアを積み、その後、英語教師を目指してオーストラリアへ留学。
今は通信制の教員養成大学に通いながら、コラボ・スクールで実戦経験を積みたいと、4月から新しく加入したスタッフがいます。
今は”藤原先生”として、中学生の英会話クラスを担当しています。
生徒たちにとって、学校の先生でもなく、お家のお父さんお母さんでもなく、親しみやすいお姉さんのような存在として、自分たちよりも、少し広い世界を知っている先生として、対話型の授業を実施しています。
藤原先生が女川向学館で働くこととなったきっかけ。
「前職では、会社としてのCSR活動は行っていた。でも、個人としては、東北のためになにもできていなかった」
「学力、学習意欲、家庭環境も様々な生徒がいる。そういった全ての生徒たちが、平等に成長できる機会を作りたい。だから被災地に来たし、公教育の教員を目指している」
女川向学館は、昼間の公立中学校の授業でもサポーターとして授業に入り、学校の先生と協働して授業を行っています。
藤原先生にとって、学校現場と放課後の現場の両方で経験を積めることが、稀有な経験となっているようです。
われわれ大人が”成長”することを通して、生徒とともに学び合う”学び場”を作っていきます。