女川の小学生の七夕の願い。「まずしい人をたすける仕事につけますように」
今年も七夕の季節がやってきました。
女川向学館でも、昇降口に笹の木を用意しました。
子どもたちは思い思いの願いを込めて、短冊を笹に結い付けています。
児童たちはいろいろな表情を見せてくれますが、その中から1つ紹介させてください。
「しょうらい、まずしい人をたすける仕事につけますように」
復興は道半ば。まだ町の4割の小中学生が仮設住宅暮らしです。
その状況でも、深い感受性を育み、年に一度の七夕の日に、自分以外の大変な人たちのために、思いを巡らせる児童がいます。向学館で育つ子どもたちが、ここで養った力を、いつか他の困った人たちに発揮してくれるように。引き続き学び場を運営します。
* * *
話は変わりますが、昨日、島根県隠岐の島の海士町より、お客様がいらっしゃいました。
隠岐國学習センター・センター長の豊田さん、Googleの松岡さん、遠いところまでありがとうございました。