コラボ・スクール 幼児クラス開講!
7月8日、女川向学館で幼児クラスをスタートしました!
女川駅も開通し、町は復興を急いでいますが、小さな子どもたちが安心して遊べる場所は、まだまだ整っていません。また震災後、転出・転居が相次ぎ、少子化が進んでいます。
幼児クラスのお母さんたちからは、「家の周りに一緒に遊ぶ子たちがいない」、「もっと思い切って遊ばせてあげたい」という声を聞いていました。4年間仮設住宅暮らしのご家庭もいます。
保育所の先生からは、「思いっきり遊ぶ時間を持たないまま小学校に進学すると、突然ストレスがかかり、小学校に馴染めないこともある」とのアドバイスを受けました。
子どもたちの心のストレスが、すべて震災が原因とは言い切れません。ですが、幼少期の4年間を被災地で過ごしてきた子どもたちに、もっともっと、遊びみたいに、楽しく学ぶ機会を作りたいと、私たちは結論に至りました。
幼児クラスは、大きな声で発散することから始めます。まだまだ、ちょっと緊張気味ですね。
おなじみの積み木ゲームと「読み聞かせ」も実施します。
小学校に進学したら鉛筆で勉強します。まだ年長さんなので、クレヨンを使って塗り絵で練習です。
クラスが終わると、一目散にお母さんの元へ駆け寄って、今日の頑張り自慢です!
無事に初回クラスが終わりました。
女川町に住むすべての子どもたちが、子どもらしく過ごせるように。
これから楽しいクラスを作っていきます!