【ふるさとの魅力を伝える】 ハワイ在住・日系アメリカ人との交流
女川より暑い常夏の国、ハワイよりBrige Club Hawaiiに所属する中高生が「トモダチ アロハ リーダーシッププログラム」の一環として来てくれました。
海の向こうから来てくれたお客様を出迎えたのは「英会話授業」を履修している中学生12名。母国を同じにする日系アメリカ人との交流を、心から楽しみにしていました。
ジェスチャーゲームや女川に関するクイズなどを楽しむうちにお互いに笑顔が溢れていきます。ハワイの中高生は女川の子どもたちが一生懸命英語を使ってくれたのがとても嬉しかったそうです。
場が盛り上がってきたところで女川のダンス、「さんまdeサンバ」を披露しました。
お返しとばかりに、ハワイの中高生たちはフラダンスを披露してくれました。
「Amazing!」「Fine!」「Happy!」
最後は、自然と英語を交わしながら、交流を楽しんでいました。
“Wherever they go, they are reminded of the strength of Japanese people”
(旅の道中、どこに行ってもハワイの中高生たちは日本人の力を感じた)
今回の訪問でハワイの中高生たちは女川の子どもたちの力を感じてくれました。女川に残された震災の傷跡を見学したあとで、輝かんばかりの子どもたちの笑顔をみてそう感じてくれたのかもしれません。
そして、震災前から女川で生きてきた子どもたちが、自身のふるさとを紹介することで、震災でさえ奪えなかった女川の魅力を発見してくれたようです。
東日本大震災当時、世界各地からたくさんの支援を頂きました。
今もこうして、海の向こうから会いに来てくれる同年代の子たちがいます。世界規模で物事を考えることができる子どもたちが、いつか世界中に恩返しをできる日が来ることを私たちは願っています。