【中高生も出店!】女川町復幸祭2016〜夢を叶える町がある〜
3月26日(土)女川の一大イベント”復幸祭”が行われました。
復幸祭は、2012年3月からはじまった、震災から新生女川へ向けて進む姿を全国の人に見ていただきたいという想いと「千年に一度のまちづくり」への夢を託したお祭りです。
今年は、『夢をかなえる町がある 女川町復幸祭2016』と題して、多くの出店が並び、町内外から訪れた大人・子どもたちのたくさんの笑顔が見られました。
女川向学館に通う中学生・高校生たちも自分たちで企画したお店を出店しました。
中学生はフライドポテト(塩味、チョコ味)とホットココアを販売。
お祭りに来場してくれた女性と子どもたちに喜んでもらうことを目指して、商品を決定しました。
高校生は女川名物ホヤをカレー味のごはんで包んで揚げた高校生オリジナル商品「ホヤボール」を売りました。
目的は、ホヤの魅力を多くの方に知ってもらうこと。
たくさんの方にホヤを食べてもらえるように、高校生自らが考案したレシピです。
実は、復幸祭の1ヶ月前から女川町商工会主催の「起業体験プログラム」(協力:日本取引所グループ様)に参加し、この日のために準備してきました。
起業体験プログラムは、会社を立ち上げ、経営することを体験するプログラム。
出資者を募り、資本金を確保するためのプレゼン、利益を生み出すために資金運用、商品開発、そして出資者への報告まで行う、本物さながらの会社経営に挑戦しました。
赤字になるか?黒字を出せるか・・・?!
最後までドキドキでしたが、無事利益を上げて、終了することができました!
「商売の大変さがわかった」
「会社経営が少しイメージできた」
「とにかく楽しかった!」
プログラムを終了した時の高校生たちの感想です。
* * *
昨年12月に女川駅前の商店街が完成した女川。
その商店街を中心に行われた今年の復幸祭。
もしかしたら、商店街の将来の店主が、このプログラムに参加した子どもたちの中から、現れるかもしれません。
女川は今日も復興工事が行われています。
毎日少しずつ風景が変わっていきます。
毎日新しいものが生まれています。
夢をかなえる町、女川。
生徒たちが自分たちの未来の可能性に期待し、信じることができるよう、女川の皆さんと見守っていきたいと思います!