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【高校生マイプロ】夢を応援してくれる場所

2016.8.11

小学生は夏休みの真っただ中。
女川向学館では小学校4年生から6年生の子どもたちが、合同で苦手克服のための夏期講習に取り組んでいます。

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この中に、向学館のスタッフに混じって丸付けをする高校生がいます。

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高校一年生の彼は、昨年まで向学館にコラボ生徒として通っていました。
高校生となった今も向学館に通い、向学館の自習室を利用して勉強に励んでいます。
そんな彼が自分の夢に気が付いたのは高校に入学してから。

「教師になりたい。」

夢に向けて何か行動を起こしたいと考えるようになった彼は、向学館の小学生が受けている授業に関わることを思いつきます。スタッフの応援もあって、週に1回ボランティアを始めました。

彼にとってのマイプロジェクトです。
(※マイプロジェクトとは目の前の課題に気づいた、自分だけのプロジェクト。)

実際にマイプロジェクトを始めると、教えることの難しさを経験しました。
とくに苦労しているのは、わかりやすく伝えるということ。

それでも、やりがいを持って取り組んでいる様子が彼の言葉から伝わってきます。

「子どもたちと交流することは楽しくて、この機会に巡り合えたことがうれしい。
年の差があって自分の言葉を子供にも伝わるようにすることが難しいけれど、理解してもらえるように頑張っている。向学館がなかったらこんなチャンスには参加できなかった。」

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接する子どもたちに対しても、次のような想いを持ちながら関わっているという彼。

「何事もやってみないとわからないから、自分がやりたいと思ったことは結果を気にしないで、まずは飛び込んでみてほしい。思いついたら実行すること!」

今はサポートの立場ですが、後々は黒板の前に立って授業を進める本物の先生になるのが目標だという彼の、今後の活躍が楽しみですね。