学校が休校になっても、オンラインで居場所を。
気づけばもうすぐ3月。空気に暖かさと湿度を感じ、段々春に向かっているのをワクワクした気持ちで待つ季節になりました。
新型コロナウイルスの影響で、学校が休校になった2月初旬。
女川向学館では「どんな時でも、学びの場をなくさない」「子どもたちの生活リズムを崩さない」という思いで、小学生・中学生を対象にオンラインの授業を実施しました。
2年ぶりのオンライン授業。久しぶりにzoomを使うので「チャットとかどう使うんだっけ」と言いつつも数分後にはちゃんと使えるように。また、スタッフが画面共有をしているのを見て、真似をして自分が撮った写真を友達に見せて昨日のできごとを共有したり、最近自分がはまっているアプリやiPadで描いた絵を見せてくれたり。その様子を見て子どもたちの順応性の高さに感心しながら、オンラインの授業にも抵抗感なく使えるのは、コロナ禍でのオンラインに慣れてきたことなのかなと思いました。
小学生はリフレッシュタイムをつくるなど工夫をし、課題学習時間にめりはりをつけて実施をしました。学校からの課題でわからないところはオンラインの質問部屋で個別に対応したり、リフレッシュタイムにはオンラインでできる絵しりとりやクイズ大会などで盛り上がりました。
中学生はもくもくと課題に取り組む様子でしたが、時折カメラに自分の部屋においてある人形やマスコットを写して「なにそれ、かわいい!」という会話が生まれたり、にぎやかに話をしていたら「そろそろ集中しよう!」と一瞬にして集中モードに。そんなクラスの雰囲気づくりをする様子から成長を感じたりもしました。
中学3年生はあと1週間で受験本番。学校が休校になったり直前まで不安な時間が続きましたが、無事合格を願うばかりです。
みんな、がんばっぺし!