プレハブ校舎寄付のご報告
先月から寄付募集を行っている、大槌臨学舎のプレハブ校舎の整備。
たくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございます。
前回、大槌町内からのご支援についてレポートしましたが、
今度は岩手県内から素晴らしいご支援を頂きました。
北上市内の企業等が組織する「北上工業クラブ」様より、
「子ども達が風邪をひかないように」と加湿器、空気清浄機をはじめ、
授業で使うプリント用のコピー用紙、市内で収穫されたリンゴなど、
たくさんの物品寄贈を頂きました。
寄贈の際には、北上工業クラブ専務理事の佐藤様が
直接、臨学舎までお越しくださいました。
空気清浄・加湿器は早速プレハブ校舎の授業で使っています。
講師からも「講義で話すのが楽になった」と好評です。
特に中学3年生は、これからが勝負の時期。
いただいた加湿器や空気清浄機を使い、
風邪・インフルエンザ対策をしっかりして
受験勉強に取り組むことができそうです。
本当にありがとうございました!
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もう一つ、嬉しいお知らせがあります。
今回のプレハブ校舎整備への寄付額がなんと目標額を突破しました!
目標額:60万円
現在のご寄付:94万円 (12月17日現在)
寄付募集から一ヶ月あまり。
町内、県内、そして全国から寄せられるたくさんのご支援。
これだけの短期間の間に、ここまでたくさんの寄付をいただけたことに、
改めて感謝申し上げます。
目標額は越しましたが、引き続き年末までは
プレハブ校舎の整備寄付募集は継続します。
ここまでいただいたご支援では、
何もないプレハブを教室として使えるように机や椅子、
照明器具等、基本的な備品を買い揃えました。
そして、寒い冬を乗り切るための暖房器具等を購入させていただきました。
大槌町では今夏の猛暑による熱中症で欠席する生徒が続出しました。
例年にない暑さに我々も備えができておらず、
急遽扇風機を20台購入し授業を行ないましたが、
来年はそういったことがないよう備えたいと思っています。
また、津波の被害にあった地域に隣接する場所で授業を行なっているため、
万が一何かあった際には生徒を安全に避難させるための
防災環境の整備にも力を入れていく予定です。
目標額を超えた分のご寄付につきましては、
夏の暑さに備えたエアコンの購入や、
消火設備、メガホン、懐中電灯など
防災用備品の購入に充てさせて頂きます。
生徒たちが安心に勉強できる環境整備のために、
引き続きご支援、よろしくお願い致します!