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新学舎の開所式を行いました!

2013.11.10

11月2日、新学舎の開所式を行いました。

寄付者の方、地域の方、大槌臨学舎を応援してくださっているたくさんの方々がお越しくださいました。臨学舎の生徒も約50名が参加しました。

第一部では、大槌町教育委員会の伊藤教育長にご挨拶いただいた後、代表の今村から、お集まりいただいた方々をご紹介。

写真1.伊藤教育長

今まで臨学舎のために快く場所を貸してくださり、温かく見守ってくださっている大念寺の住職、大萱生修一さんから応援者代表としてご挨拶いただきました。

写真3.大萱生さん

生徒代表の菊池祐希さんから、コラボ・スクールに対する想い、応援してくださった皆様への感謝の手紙を読みました。

写真4.生徒代表

「私にとって放課後に勉強ができることは、嬉しいことです。コラボがあるのは、たくさんの人が寄付をして下さり、協力し支えてくれたからです。もし、皆さんの支えが無かったら、コラボも無かったし、高校にも受かってないと思います。私たちのために、寄付をしてくださりありがとうございます。そして、コラボを作ってくれてありがとうございます。」

「私は将来、進学を希望しています。まだ、はっきりとは決まっていませんが、たくさんの人に出会える職業につきたいです。また、誰かのために役に立つ仕事をやりたいと思っています。」

祐希さんの言葉は、私たちスタッフにとってもとても嬉しく、胸が熱くなりました。中には、目頭をおさえる応援者の方も。

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式の途中には、なんと、大槌町にたまたまいらしていた現首相夫人の安倍昭恵さんもお越しくださいました。

写真2.安倍昭恵さん

さらに、急遽駆けつけてくださった大槌町の碇川町長からは、「みなさんは大槌の宝物」と、生徒たちへ激励の言葉をいただきました。

写真5.碇川町長

最後に今村より、ご寄付をいただいている皆様、地域の皆様に支えていただいていることへの感謝を改めてお伝えし、生徒たちへ「何もないところに道を創れる人になって欲しい」というメッセージを贈りました。

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第二部では、特別ワークショップを開催。

生徒たちは5、6人のグループに分かれ、それぞれ高校生や応援者の皆さんのお話を聞きに行きます。

My Projectに取り組んでいる先輩たちや、気仙沼から来てくれた高校生の皆さんからは、「自分の町のための活動」の様子を話してもらいました。

写真6.ワークショップ

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様々な職業の応援者の方々からは、中高生時代や現在のお仕事についてのお話を聞きました。

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どの発表者の方も、この日のために入念に準備を重ね、生き生きとお話をしてくださいました。
生徒たちも、普段は聞けないお話に興味津々。

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写真8.ワークショップ

お話のあとには、「大変だったことは何ですか?」「どうしてその仕事に就いたんですか?」と、様々な質問も飛び出しました。

写真9.生徒

写真10.手を挙げる生徒

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そして・・・なんとこちらの生徒たちは、首相夫人である安倍昭恵さんからお話していただくことに。

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思わぬ機会に、最初はさすがに緊張していた生徒たちですが、中高時代のお話をしてくださったことで和やかな雰囲気になり、思い切って質問をする生徒も。

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それぞれが2組の発表を聞き終わった後は、皆さんのお話を聞いて「今日心に残ったこと」「これからがんばりたいこと」をカードに書いて、グループの中で宣言しました。

写真12.宣言ワーク

「いろんなことに挑戦する!」

「無理かもとか出来ないかもとかネガティブに考える前に、まず行動してみる!」

「何があってもあきらめない」

写真11.宣言ワーク

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色々な宣言が各チームで発表されました。

「みんなの前で宣言してくれる人!」と呼びかけると、勇気を持って手を挙げてくれた生徒たちもいました。

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「臨学舎に通って高校に合格する」「音楽で町を盛り上げる」といった宣言や、自分が取り組んでいるイベントの告知をする高校生もいました。そんな生徒たちの姿が、とても頼もしく映りました。

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町内外問わず、たくさんの応援者の方々と直接お会いすることができ、皆様のおかげでコラボ・スクールが成り立っていることをあらためて実感した開所式でした。

また、普段なかなか接することのできない皆様からお話いただいたことで、確実に生徒たちの見えている世界は広がりました。

お越しくださった皆様、本当にありがとうございました!

今はまだ少し馴染みがない新学舎が「当たり前」の場所になっても、たくさんの皆様に支えられて、学ぶことができているということを忘れず、新しい学舎を大切に、日々使っていきたいと思います。

今後とも臨学舎をよろしくお願いします!

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写真13.集合写真