【特別授業】”憧れ”を職業に!〜アニメの仕事〜
10月のとある日。ハタチ基金の寄付企業である株式会社トリガー様が大槌臨学舎に来てくださいました。
2012年に女川向学館でも特別授業をしてくださり、アニメ好きな子どもたちに大好評でした。
今回は、初めての方も多く、社員の皆様も少し緊張気味・・・。その雰囲気が伝わったのか、子どもたちも緊張気味。
そんな状態からスタートした特別授業でしたが、始まってすぐに子どもたちの表情が変わります。
「30分のアニメを作るのに、2ヶ月はかかるんだよ。」
「たった5秒のシーンで何十枚もの絵を描くときもある。」
「みんなと同じ中学生のときから絵の仕事に就きたくて、、、一回別な仕事に就いたけど、諦められなくて。ずっと家では絵を描いてた。」
「前に見たアニメにとても影響を受けて、それで、アニメの仕事に就きたいと思った。」
普段テレビやインターネットで見ているアニメの世界の裏側。そして、憧れのアニメの仕事をしている皆さんが、なぜこの仕事に就くようになったかを赤裸々に話してくださる姿に、食い入るように話を聞きます。
なんと、それぞれこれまで絵を描きためてきたノートを持ってきていました。「どうやったらうまくなりますか?」と真剣そのもの。
手がうまく描けないんですけど・・・ということで、デッサンの練習会が始まりました。
こちらは、絵を描いてるところを見たい生徒たち。
「これ描いてほしいんですけど・・・」と自分が好きなアニメや、自分の似顔絵を描いてもらって大興奮!
その他なんでもアニメの話をしたい生徒たちは、マニアックな作品の話で盛り上がったかと思えば、実は・・・と、ゲームのクリエイターになりたいこと、どうやったらなれるか?等、真剣に相談する場面まで。
そろそろ時間だよ、と伝えても中々話し終わらない生徒たち。
普段はあまり口数の多くない生徒が自分から積極的に話しかけたり、将来の話をしたり、、好きなことや憧れが持つ力を改めて感じた特別授業でした。
最後には、トリガー様主導で企画されているハタチ基金へのチャリティ本「BULLET 3」の贈呈をいただきました。