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【春のガイダンス】新たな気持ちで、スタート。

2016.5.12

春。卒業生が旅立った臨学舎にも、新たな出会いの季節がやってきました。

4月20日・21日、今年度のスタートとなる「春のガイダンス」が行なわれました。

ガイダンスわちゃわちゃ

「え、お前も?」「うん!俺も!」

新たな仲間が増えて嬉しそうな顔。

初めての登校に少し緊張ぎみの顔。

今年臨学舎でがんばる、生徒たちが大集合しました。

大槌町では今年の秋、町にある2つの小中一貫校の新校舎の完成が予定されています。

そんな、町にとって大きな節目となる今年も、多くの子どもたちがここ、臨学舎に集まってくれました。

菅野さん

「この臨学舎があるのは、みんながいるから。みんながいなければ、そもそも臨学舎は存在しない。」

校舎長・菅野の言葉に、子どもたちが耳を傾けます。

ガイダンス2

今年度初となる今回のガイダンスのテーマは、「知る」。

臨学舎のこと、

新しい先生のこと、

共に学ぶ仲間たちのこと、

そして何より、自分のこと。

「どこで」「誰と」「何のために」「何を」やろうか。

目標を考えるための第一歩となります。

ガイダンス1

まずは、臨学舎についてのお話を聞き終えた生徒たち。

次に登場したのは先生たちの「人生グラフ」。

多様な経歴を持つ臨学舎の先生が、自分の人生を語りました。

「ここに来る前は○○の店長をやっていてね・・・」

「え〜!○○?知ってる〜!!」

ガイダンス3

様々な秘話も飛び出し、盛り上がってきたところで、いよいよ自分たちの番。

お題の書かれたカードを引いて、班の仲間に自分の思いを伝えます。

『中学生活で楽しみなことは?』

「部活をがんばりたい!全国を目指す」

「俺は修学旅行かな。東京に行くんだ」

やくそく

『去年一年間を振り返って、一番感謝を伝えたい人は?』

「去年の学校の担任の先生かな。楽しいクラスだった」

「それ私も。転出しちゃって残念だよね」

思いを言葉にし、仲間の思いを聞く過程の中で、

少しずつ自分の考えが深まっていきます。

最後は一人ずつ、『臨学舎をどんな場にしたいか』を考えて、班で発表し合いました。

「いて楽しい場にしたい」

と答えたのは、苦手だった英語の成績が最近あがりはじめた中学2年生の男子生徒。 家で勉強する時間よりも、コラボで勉強する時間が長くなりました。

あゆむ

「夢にむかってすすむ場にしたい」

中学1年生のある男子生徒は、早くもコラボ通いが日課になりました。授業がない日にも、仲間と一緒に自習室に来ています。

やくそく2

「受験勉強ができて、楽しくて悩みも消えるような最高の場にしたいです」

今年受験生になった中学3年生の女子生徒。苦手な英語を克服したい、と単語の練習に取り組んでいます。

* * *

ガイダンス78年

それぞれの思いを胸に、スタートを切った子どもたち。

ガイダンス9年

仲間と約束した目標を思い出しながら、この一年間を大きな成長の年にしてほしいと願っています。

やくそくカード