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『大槌臨学舎 生徒のサマーチャレンジ!』

2021.8.26

夏の日差しが照り付け、生徒の肌もすっかり茶色くなりました!

今年も大槌に暑い夏がやってきました!

今回はそんな夏の生徒のチャレンジを集めて、皆様に紹介したいと思います。

 

■コラボの夏

コラボでは、毎年夏になると夏期講習を行っています。

普段はコラボに通っていない生徒たちの顔をたくさん見ることができて、スタッフにとっても新鮮で刺激的な期間です!

 

今年の夏は、午前中は小学校5,6年生を受け入れ、午後は中高生を受け入れ大忙しでした!

宿題を一生懸命する姿や、検定などの一歩先のチャレンジをする生徒たちの姿は、見ていてとても心が温まりました!

そんな生徒たちに、今年は勉強以外にももう一つチャレンジの場を作りたいと思い「コラボの夏フェス」と題して、中高生やスタッフが主催した様々なイベントを実施しました!

初開催の夏フェスのコンセプトは「好きを表現しよう!」でした。自分たちの好きを通じて普段は関わらない人や、先輩後輩同士がつながる。そんな場所を目指しました!

たくさんあったイベントを皆様にご紹介したいと思います!

 

※三密を避け、感染症対策を行った上で開催しました。

 

■中学生マイプロジェクト発表会

中学生は7月からマイプロジェクトに取り組んでいます。

マイプロジェクトとは、生徒それぞれが興味関心のあることをテーマにしたプロジェクトのことで、アクションを通して学びを得ることを大切にしています。

今回は、自分が探究したいテーマと、問いを発表してもらいました!

当日は、中学生だけではなく高校生や地域の方にも数名参加いただき、アドバイスをもらいました。

「プログラミングをできるようになりたい!」「朝早く起きれるようになりたい!」「ゲームがうまくなりたい!」などなど、十人十色の個性あふれる発表をしていました。参加者の皆様からは「プログラミングを中学生が学ぶとしたらどんな方法があるの?」「あなたにとって、朝すっきり起きれる状態ってどんな状態なの?」「私も同じゲームが大好きで、上手な人知ってるよ!」など、様々な角度からの質問や、アドバイスに生徒たちも驚きながらも、精いっぱい受け答えしていました。
この日生まれた、新たなアイデアをもとに、12月の発表会に向けてこれからアクションをしていきます!

12月にどんな発表が聞けるのか今から楽しみです!

 

■高校生企画

次は高校生が主催した企画です!

高校生は、自分のマイプロや、好きなことをもとに企画を開催しました。

たくさんの人に弓道の魅力を知ってほしいという想いから弓道体験会を開いた弓道部の生徒や、防災を楽しく学べるカードゲームを作りたいという想いから、中高生や大人と一緒にアイデア出し会議を開いた生徒、自分が好きなパズルの魅力をたくさんの人に伝えたいという想いから、パズル大会を開いた生徒がいました。

どの企画も、個性豊かで参加した中高生や大人たちは時に真剣に、時に笑顔で楽しんでいる姿が印象的でした。

そんな中でも一番の盛り上がりを見せたのが「真夏のホラーイベント」でした。

高校三年生の生徒が企画したイベントで、実は去年の夏から考えていた渾身の企画でした。

ホラー好きな彼女が様々なジャンルのホラー映像、心霊写真を集め3段階にレベル分けをし、参加者の皆様に体験してもらう会でした。

本番当日は、友達にも協力してもらって教室の装飾まで工夫を凝らして準備をしていました。

本番直前になると、作ってきた台本を読み合わせながら「みんなちゃんと怖がってくれるかな?オラ不安だ。」と緊張した姿を見せていました。

そして、本番が始まりました。最初は、余裕ぶっていた中学生たちも、後半は目を閉じながら、手で顔を隠しながら見ていました。参加者の悲鳴が上がるにつれて、企画した生徒の緊張もほぐれ、アナウンスにも熱がこもります。最後のレベル3の動画は、大人でも悲鳴を上げてしまうほどの恐怖映像ばかりでした。

最後の挨拶では「今日は皆様の記憶に残る恐怖体験をお届けしたくてこの会を開きました。外は暑いですが、少しは涼しくなったのではないでしょうか?夜寝れなくなってしまうので、絶対に思い出さないでくださいね?」と最後までみんなを驚かせようと頑張っている姿に、楽しんでくれてよかったなと企画を手伝っていたスタッフも感動しました。

 

■音楽をテーマにしたスタッフ企画

最後に、コラボのスタッフが企画したイベントのご紹介です!

コラボには音楽が好きなスタッフがいっぱいいます。そこで、2つの音楽系イベントを実施することになりました!

 

1つ目が「Collabo Music Festival(CMF)」です!

コラボのスタッフと高校生が協力し、40分ほどのライブを実施しました!ライブハウスが近くにない大槌町で、ライブハウスのような空間で音楽を楽しむ経験をしてほしいと気合を入れてレイアウトや照明をセッティングしました!

当日は3名の高校生がギターや歌を披露してくれました!学校の先生方も顔を出してくださり美しい歌声とパワフルな演奏を楽しんでいました!

2つ目が「カップスで音楽を作ろう!」というイベントです。

カップスとは、コップを机に置く時の「コンッ」という音を使って音楽を作る遊びです。生徒はほとんど全員が初挑戦!「最初はこんなのできるわけない!」といっていた生徒も10分もすればミスなく演奏できるようになってきました。最後はスピードアップして、曲に合わせての演奏。ミスをしても笑いながら楽しむ生徒たちの姿はとても印象的でした!

普段はなかなか音楽に触れていない生徒も手軽に楽しめるカップス!今後も何度か練習会を開いて、いつか演奏会を開催したいと企画していたスタッフは意気込んでいました。

完成が楽しみです!

■まとめ

この夏はコロナの影響で遠出ができず、私たちが生徒のころ経験した夏休みとは違った日々を今の子どもたちは過ごしていると思います。

そんな中で、こうしてストレスを発散し、楽しむことができる場を開くことができて良かったなと改めて思いました。

今後も感染対策を徹底しながら、どんな思い出を生徒たちと作ることができるのか一緒に考えていきたいと思います。

たくさんのチャレンジと笑い声にあふれたコラボの夏休みでした!