『中高生学びの発表の場、夏フェス!』
皆さんこんにちは、コラボ・スクール大槌臨学舎です!大槌町の中学校はお盆明けすぐに夏休みが終わり、先日無事二学期の中間テストを終えました!今月のブログでは夏休み明けに行われた、中高生の学びや企画発表の機会、夏フェスについてお伝えします!
-夏フェスとは?
夏休み期間中、普段行っている自律学習プログラムでの学習支援の他に、夏プログラムとして新しいこと・もの・人との出会い・中高生自らの挑戦の機会を提供しました。
夏休み明けには、夏フェスと題して、8月23日から26日の4日程で中高生の学びの発表機会として、高校生企画イベント、中学生マイプロジェクト発表、英語スピーチ発表を行いました!
①高校生企画イベントについて
大槌高校では、「三陸みらい探究」といって、自らの関心のあるテーマを軸に「マイプロジェクト」を企画し、地域の資源を活用しながらアクションに取り組むというカリキュラムがあります。
そのアクションの一環で、2人の高校生がコラボ・スクールを使ってイベントを行いました。白紙の世界地図に各国で有名な観光地を付箋に書いて貼る「海外への妄想膨らませ会」、大好きなウルトラマンの魅力を周りに伝えたいという思いで企画された「ウルトラ座談会」。
企画を終えた高校生は、中学生や地域の大人も参加し、活動の様子を見てもらえてよかった。自分がここまでやり遂げることができたし、少しでも自分の好きなことに興味を持ってもらえたのは嬉しかった。と満足した様子でした。
②中学生マイプロジェクト発表について
生徒それぞれが興味のあることをプロジェクトにして取り組む、コラボの選択授業の一つである、中学生マイプロジェクト。
夏休み期間中に、”これからどんなことに取り組んでいきたいか”を考えてみるワークを行い、夏フェスでは考えたことを紙にまとめ、グループに分かれて発表しました。
3Dプリンターを使ってみたい、手話・英語に挑戦してみたい、スポーツの歴史・技術向上を学んでみたい。地球温暖化について調べたい。など、様々なテーマがあがりました。
すでに動き出そうとしているプロジェクトもあり、生徒にとって今まで気になっていたこと、新しいことに一歩踏み出してみるきっかけとなっているように見えます!
③英語スピーチ発表会について
コラボ・スクールのもう一つの選択授業、オンライン英会話受講生4名による英語スピーチ発表会を行いました。今年の3月にはコロナウイルス感染拡大の影響で保護者の方のみをお招きしておりましたが、今回は中学生や外部の方をお呼びして多くの方に見てもらい、本来の形で実施することができました。
自ら考えた英語文章を暗唱する生徒、有名な英語スピーチをコピーして発表する生徒、それぞれが堂々と英語を話す姿を改めて見ることができました。3月以降さらに練習を重ねて、挑戦する姿はスタッフ一同心を動かされました。
-発表をした生徒の感想
2回目の発表だったけど、同世代の生徒がいて緊張した。頑張ってきた姿を見せることができて良かった。また英語でスピーチや学んだことの発表をしてみたいと思った。
-発表を聞いた生徒の感想
とても綺麗な発音だった。スラスラ自信を持って英語を話せるのがすごいと思った。自分も少し英語に興味があるからやってみようという気持ちになった。
あとがき
それぞれの挑戦機会となったこの夏フェス。この夏フェスが、お互いを応援し高め合い、憧れあいながら挑戦し続けるきっかけとなることを期待しています。
コラボ・スクール大槌臨学舎では、大槌の中高生と関わり学習支援と対話を通して生徒一人ひとりと向き合い、子どもたちにとって身近な、 少しだけ未来の自分像を示す「ナナメの関係」の先輩として、この活動に中長期的に参加していただけるインターンを募集しています。
▼カタリバやコラボ・スクール大槌臨学舎で一緒に活動をしてくれる方、興味がある方はこちらのリンクから詳細をご覧ください。